菊の種類／その他の菊

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菊の種類は多種多様です。

■新しい菊いろいろ

　　デルフィマム　　マイクロマム　　洋菊
　　食用菊　　ノギク・ノジギク・ハマギク

※各写真をクリックすると大きな画像をご覧になれます

■大丁字咲

　大丁字咲は、外側の花弁は平弁やサジ弁で、内側の筒状花が異常に発達して盛り上がり特異な美しさです。9輪か1１輪の篠作りが見事ですが、切り花にして花ビンに活けるのも良いものです。


大丁字の切花

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■クッションマム

　クッションマムは、色どり豊富な小輪の菊で、摘芯しなくても自然に芽止まり分枝を繰り返して、半球形の花のクッションが出来ます。鉢植え、プランター植え、花壇植えに出来、種子をまいて半年で開花する系統もあります。


クッションマムの鉢作り	クッションマムのプランター作り	生育中のクッションマム

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■ポットマム

　ポットマムは、アメリカで小鉢栽培用に改良された品種、中輪主体の矮性で花つきの良いのが特徴です。

**精興園提供**

ポットマムクリック　（黄）

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■スプレー菊のいろいろ

　スプレー菊は、オランダで改良されて日本に里帰りした菊で、花がスプレー放射状に揃って咲くのが特徴です。近年、日本での改良進歩がめざましく輸出もされています。営業切花用の種類ですが、最近は趣味栽培でも人気があり、簡易ほうき作りがおすすめです。


セイアーバン（朱）	セイナイト（グリーン）	セイアルプス（白）


セイベベ（ピンク八重）	ローバー（ピンク）	金風車（赤）

舞風車
（ピンク）

精興園提供

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■新しい菊いろいろ

　■デルフィマム

　デルフィマムは、最近広島の精興園で育成された珍しい菊です。ほとんどの菊は上から下に咲き進みますが、この菊は50cm位の長い花穂を形成し下から上に咲きます。デルフィニウムそっくりの咲き方で、草丈が高くなるため花壇の主役になりますが、9号鉢で作っても見事です。

デルフィマム
下から花穂を形成する

精興園提供

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　■マイクロマム

　マイクロマムも精興園育成の新しいタイプの菊です。


マイクロマムセイピコ（白）	マイクロマムセイビーズ（４色組）

精興園提供

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　■洋菊

　洋菊は、通常、営業用の輪菊を指すようですが、趣味菊ではアメリカやヨーロッパで改良された大輪菊を洋菊と呼んでいます。日本の大菊はほとんど花弁の裏の色を観賞していますので、派手な色が少ないのですが、洋菊は花弁の表の色を見せるように育種されているため、鮮やかな花色が目立ちます。日本の大菊より水や肥料に弱いようです。


花弁の表の色が見えるアメリカの菊（大輪）黄	花弁の表の色が見えるアメリカの菊（大輪）赤

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　■食用菊（もってのほか）

　食用菊は、花弁を食べるための菊で、苦味がなく、歯ざわりの良いおいしい菊です。　東北地方の特産品になっていますが、全国どこでも良く育ち、花も美しいので是非作ってみて下さい。

　花弁をほぐして熱湯をくぐらせ、酢の物、おひたし、吸い物、のり巻き、天ぷら、バラ寿司にすると菊見の宴のフルコースが出来ます。